Buzz Rickson'sは、フライトジャケットの真のレプリカを作ることを目指し1993年に"FLIGHT JACKET"の歴史と誇りを追求する最強のブランドとして誕生した。
映画「戦う翼」の劇中でスティーブ・マックィーンが演じる役名に由来する“BUZZ RICKSON'S”。その復刻作業は、スペック、素材、フォルム、パーツに至るまで徹底的にこだわり、一着一着にクラフトマンシップを込め、本物だけが持つ魅力に肉迫している。
また、現在ではフライトジャケットに留まらず、ピーコートやデッキジャケット、フィールドコートといった当時の米軍が採用していたアウターやブーツ、ミリタリーテイスト溢れるスウェットやTシャツ、パンツなど、ミリタリーウェアの総合ブランドとして確立されている。
当店で販売しているBuzz Rickson'sは全て新品・国内正規品です。ご安心してご購入下さい。
第二次大戦最中、米陸軍と米海軍の共通使用目的で開発されたのがAN6552やAN-J-3Aといった“AN”シリーズである。両軍共通使用目的ではあったものの、陸軍航空隊での採用は極一部だけに留まり、大半は海軍のアビエーター達によって使用された。だが、陸軍航空隊は“AN”シリーズの型を布製に置き変え、軽量且つ保温性に優れた中温域ゾーンのジャケットの製作に踏み切った。表素材にはこの当時、雨などを弾きやすくレインコートなどに重宝されたレーヨンコットンを用いており、カラーは“AN”シリーズで使用していたレザーのブラウンをそのまま転用している。ディテールは襟にムートンを用い、フロント下部にフラップ付きのパッチポケットが二つ、背面にはバイスイングのアクションプリーツ、裾はリブラック編みの一重リブと、殆どがG-1系統の“AN”シリーズそのままである。このジャケットを着用して実際に空を飛んでテストしたのが“鳥人”チャックイエガーである。この当時彼の階級はキャプテン(大尉)で、彼のランクを尊重してG-1系統には無い、階級章を縫い付けるエポレットが追加され、このディテールは量産型のB-10にも継承されて行った。このブラウンB-10は空軍史上の写真資料を探ってもチャックイエガー以外のパイロットが着用した形跡が確認されないことから、テストパイロットの頂点である彼のみに特別に用意された歴史的なジャケットと推測される。
無骨ながら機能的なデザイン。
無地ですっきりとした背面。
忠実に再現されたタグ。
襟はムートンのボアとなる。
襟を立ててボタン留めも可能。
脇にはマチが付く機能的なデザイン。
ニッケルフィニッシュされたタロン製のジッパー。
下半分には比翼が付く。
フラップ付きの大型ポケット。
ライニングはアルパカモヘア。内ポケットが付く。