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虎竹革手提げ籠バッグ

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『虎竹革手提げ籠バッグ』はセカイモンで6a4a950から出品され、216の入札を集めて05月26日 0時 24分に、28710円で落札されました。即決価格は28710円でした。決済方法はに対応。和歌山県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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■サイズ：約W37×H23×D21cm（持ち手までの高さ：約39cm）
■重さ：約450g
■素材：虎斑竹、籐、牛革
■原産国：日本製・国産

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虎竹革手提げ籠バッグ

日本唯一の虎竹を使って、お買い物にはもちろん、ちょっとしたお出かけにもご愛用いただけそうなお洒落な手提げ籠バッグを作りました。通常なら持ち手には丸籐を使う事が多いのですが、手触りの良い牛革持ち手にしたのが特徴です。

世界に一つ、不思議な虎模様

虎竹の里でしか生育しない不思議な虎模様は一本ずつ全てが違います。

日本で唯一土佐の虎斑竹（とらふだけ）

「虎斑竹（虎竹）」は淡竹（ハチク）の仲間に分類され、高知県須崎市安和の虎竹の里でのみ、稈の表面に虎模様が浮かぶ不思議な竹です。この模様は、幹に付着した寄生菌や潮風の作用によるとの学説もありますが、科学的には未だ解明されていません。実際に各地方に移植を試みましたが、何故か模様が付く事はありませんでした。

明治44年、当時日本最高の植物学者達が絶滅寸前の虎斑竹の保護のために、建白書を時の政府に提出しました。これが今日の天然記念物条例発布の導火線となり、天然記念物保存法が発令され虎斑竹はその第一号の指定を受けたのです。

海外メディアも取材に来た「ミラクルバンブー」

左の写真が、自然に生えている状態の虎竹です。この虎竹をガスバーナーで炙り、竹自身から出る油分で拭き上げると右の写真のように虎模様がはっきりと浮かび上がります。この珍しい虎竹（Tiger Bamboo）を取材するために海外メディアまでもが虎竹の里を訪れ神秘的な虎竹に「ミラクル！」を連発されていました。

竹職人達の想いが繋ぐ虎斑竹

竹は秋から１月下旬までが伐採のシーズンです。虎竹もこの期間に一年分をまとめて伐ります。竹職人達は急勾配の山道を運搬機と共に分け入り、一日中重たく長い竹を切り運び出すのです。そして、大きさや品質で選別したのち、ガスバーナーによる油抜き、矯め直しという製竹作業を行います。一本一本の個性を最大限に生かすために、熟練した職人の手で竹を炙り、まっすぐに矯正されるのです。こうして製竹された虎竹が、様々な竹製品へと生まれ変わります。

革持ち手

虎竹の虎模様に似合う色合いの牛革持ち手を、しっかりと取り付けました。丁寧にステッチを入れられた革ベルトは本体部分は幅広で、手に持つ部分は細めに持ちやすく工夫されています。

縁部分

当て縁と呼ばれる作り方で仕上げ、籐で丁寧に巻き上げられています。持ち手もしっかり取り付けられています。

底部分

底には肉厚の竹ヒゴを5本通しており中にいれる大事な荷物をガッチリと支えます。竹籠で一番傷みやすい底の四隅部分は籐で補強しており丈夫です。

熟練職人の技

虎竹革手提げ籠バッグは治具（型）を使い手作りする事により安定した形の籠が編み上げられています。

虎斑竹を編む

竹ヒゴが折れたり弾いたりしないよう十分に水に浸し、底部分から編み始めます。

底角部分の立ち上げ

炎で熱した鉄棒を底角部分にあて、優しく立ち上げてます。曲げのスピードが早すぎると上手く曲がらず、遅すぎると焦げてしまうため、熟練職人の経験と指先の感覚が頼りです。