スクエアフォルムの二階建て財布
二つ折り財布に集まる不満点のトップは「見た目詐欺」なところ。
思った以上にカードも現金も入らず、中身を入れると厚みを増してまう事ではないでしょうか。
薄いフォルムに惚れて購入したのに、「中身を入れたらイメージと全然違う」・・・なんてことも。
そこで「中身を入れてもフォルムが変わらない」をテーマに財布を開発しました!
中身を入れても厚みが変わらない構造
カードポケットやコインポケットが重なれば革の厚みが増し、中身が入ればさらに厚みが増します。
この問題を解決するには、「重ならない作り」にするしかありません。
そこで、厚みの出やすい「小銭」・「カード」を重ねることなく、「上下で分ける」2層式のデザインとしました。
ロフトウォレットのポイント!
・「小銭ポケット」で「カードポケット」に「蓋」をする
・財布を開けずに小銭にアクセス
・カードは重ねて収納
・お札は切込みで取り出しやすく
・高級な金具使い
・中身の増減に関わらず2cm前後をキープ
「小銭ポケット」で「カードポケット」に「蓋」をする
ピッタリと収まる設計です。
財布を開けずに小銭にアクセス
ちょっとした配慮として、通常のファスナーについている「ファスナー止め」を排除しました。
これによりファスナーが奥まで大きく開く作りになっています。
小銭は30枚程度収納可能です。
グッと押さえながら左右に振る事で小銭が一定方向に整列しやすくなっています。
小銭が必要なシーンでも迷わず即座に支払いが可能です。
カードは重ねて収納
底を押し込むようにすれば、カードの頭がせりだすので、後は切込みに指をかけるようにカードを取り出します。
カードが芯になってるようなイメージですが、極端にカードが少ないときでも、コインポケットで蓋がされているのでカードが脱落する事はありません。
お札は切込みで取り出しやすく
切込みに指をひっかけてお札を取り出します。
高級な金具使い
研磨されたファスナーは滑りが良く、高級感のある輝きがあります。
スライダーは「オートマチック・ロック」により、スライダーを引っ張らないと開閉しないようになっています。
ポケットやバッグの中で勝手にファスナーが開く心配はありません。
また、ホックにはプリム社の【イタリーホック】を採用。
開閉した時の「パチンッ」という音が癖になる、バネホックです。
中身の増減に関わらず2cm前後をキープ
ロロマ - 磨けば磨くほど美しくエイジングする、宝石のような革
磨きこむことによりまるで宝石のような輝きが生まれるこの革は、インディアンジュエリー作家「チャールズ・ロロマ」の作品からインスピレーションを受けて作られたことから、「ロロマ」と名づけられました。
原皮には、日本国産の厳選されたステアハイドを使用。
通常の植物タンニン鞣しにかかる期間の1.5倍の時間をかけてタンニン槽に漬け込み、2度のタンニン鞣しを施しています。
染料とオイル、ワックスをたっぷりと革の芯まで染み込ませ、さらに表面にもワックス仕上げをすることで、使用していくと摩擦により宝石のような艶が生まれます。