- 「トレー構造」を「長財布」へ
「ポッシュL」はAGILITYの人気コインケース「ポッシュ」のトレー構造をそのまま引き継いだデザインの「L字長財布」になります。
この「トレー構造」のコインポケットは、2020年に開発した「アルジャンII」というコインケースを徐々に進化させていったデザインです。特徴は外ファスナー開閉時に内側のコインポケットがフルオープンになる、「ワンアクションデザイン」にあります。
外ファスナーが内側のファスナーの代わりとなる作りです。
- 辿り着いたシンメトリー三層構造
中央に小銭スペースを配置し、左右がお札orレシートがスペースになります。
小銭スペースの前後にカードポケットと小物(鍵)用のポケットを配置、直感的に全体を見渡すことができ、中身にアクセスすることが可能です。
- お札orレシートスペース
横幅は17.2cmと1万円札とほぼ同じサイズです。
口が大きく開くのでお札はスムーズに出し入れが可能です。マチのポケット部分を縫わずに折り込むデザインにする事により、横幅ギリギリの所にまでお札が入るデザインとなっています。
- 小銭スペース
「ファスナーがないと中で小銭が暴れてしまうのでは・・・?」
そう思われた方も多いと思います。
ですが、問題ありません。
シンプルな作りですが、考えられたポイントが詰められています。
まず、「外側ファスナー」と「小銭スペース」までの幅が1円玉の直径以下となっています。「外ファスナー」が「内ファスナー」の役割を兼ねるイメージです。
これにより「外ファスナー」が閉まっている限り、「小銭スペース」から小銭が脱落することはありません。「小銭ポケット」の先端には革を山折りにしたベロが付いています。
財布を閉めた際、山が盛り上がり小銭が下に溜まる仕組みです。
また、財布を開けた時にもストッパー代わりになるポイントです。斜めに下に傾けて、小銭を後ろにまとめるようにしてファスナーを開閉します。
奥の方に小銭が入る事になりますが、全開になるので問題なく小銭の出し入れが可能です
- カード&小物スペース
小銭スペースの上段には左右対称のポケットが4つ。
外側にはスリットでカードが収納できる切込みが入っています。内側のフリーポケットにはカードが重ねて入ります。
2~3枚のカードを重ねて入れる設計で、左右合計で4~6枚程度のカードの収納可能です。
ミニポケットは鍵や紛失防止タグ(Airtag等)を収納するのにちょうどいいサイズです。仕切りに入れた外側のスリットに(切込み)にカードを差し込み収納します。
段違いにカードが見えるので、種類が分かりやすく取り出しやすいカードスリットです。
切込みの角度が奥に行くほどに浅くなっており、奥のカードでも取り出しやすくなっています。
片側3枚 計6枚のカードが収納可能です。
- 薄く小さいシンメトリー長財布
シンプルな作りなので、全体の厚みも薄くまとまりました。
さらにファスナーの幅を薄くする事で、スリム化に成功。
長財布には珍しい3番ファスナー(細いファスナー)を使用する事で、スマートな作りになりました。
スリムなのでポケットにもスッポリ収まります。
クラウドファンディングサイト 『Makuake』・『CAMPFIRE』にて先行受注を行い、合計で186名のお客様からご注文を頂きました!!
商品説明
- ■素材:牛革
- ■サイズ:W17.2 × H9 × D1.5
- ■重量:約90g
「ポッシュL」はAGILITYの人気コインケース「ポッシュ」のトレー構造をそのまま引き継いだデザインの「L字長財布」になります。小銭のおつりをもらったら、まるでキャッチャーミットのように流し込むことができるフルオープン小銭入れが特徴です。サイドのマチ部分を敢えて縫わずに折るだけにすることで、本来ステッチをたたく分の寸法が縮小され、ほぼ1万円札のサイズ感を実現しました。またマチを縫わないことで、開いたときにふんわりとマチが広がり、各パートへのアクセスもしやすくしています。小銭が収まる下部の層にはカードが重ならないように、カードポケットは高さに差をつけ上部に設置する事で中身を入れても薄さをキープします。
【MARGOT / マルゴー】
スクラッチ加工オイルレザーイタリアのトスカーナ州ポンテ・ア・エゴラ地区にあるVirgilio Conceria Artigiana社(ヴィルジリオ・コンチェリア・アルティジャーナ)が製造する、表面のスクラッチ加工が特徴のショルダー革です。
ヴィルジリオ社は1961年に創業されたタンナーです。トスカーナ州の伝統的な「スローバスタンニン製法」を採用する数少ないタンナーの1つです。スローバスタンニン製法とは、革を長時間ゆっくりとタンニン液に浸す製法。
物性としては、バケッタ製法の植物タンニン鞣しで染料仕上げ、オイルがしっかり入った革なので、使い込むほどに味わい深い色に変化し、高級感のある自然な艶が出て来る、経年変化(エイジング)を愉しんでいただける革です。
表面はスクラッチ加工によりざらついたタッチ感でマットな印象ですが、使い込むほどに通常の銀付き革以上の艶がでる、経年変化の振り幅が魅力の革です。
アフターケア&諸注意
内部に浸透したオイルが革を乾燥から守ってくれるので、基本的には乾拭き程度のケアで良い状態を保てます。数年以上使用しエイジングが進むと、艶が出てきますので、革用のクリームを塗布していただくことで革の寿命が延びます。手順としては、まず革用のブラシで表面の汚れを落とし、皮革用クリームを薄く塗布したら、乾拭きで仕上げてください。頻度としては、多くても数か月に一度で十分です。※革本来の表情や素材感を活かすために、表面に防傷加工をしておりません。※製造工程中や保管、運搬の際に擦り痕などがつくことがあります。※表面の色の濃淡は、個体差や部位、温湿度によって一枚一枚出方が異なります。