【SALE】モレック MOLEC ／ 【国内正規品】 ／ 軽量ソフトラムスエード2Bテーラードジャケット「MT511」（ネイビー）／ オールシーズン メンズ イタリア レザージャケット ラムレザー 羊革

イタリアを知り尽くした敏腕ディレクターが手掛ける新生レザーブランド

イタリア・フィレンツェ郊外にて50年以上の歴史を持ち多くの有名ブランドの生産を手掛けてきた革工房が、イタリアファッションに精通する日本人敏腕ディレクターを迎え入れてスタートさせたレザーウェアブランド「MOLEC（モレック）」。giab's ARCHIVIO、Bevilacqua、VAZZOLER等、数々のブランドを成功に導いてきたイタリア在住の中新井淳平氏、LARDINIやKitonからも信頼される神藤光太郎氏、両名がタッグを組んで生み出す唯一無二のブランドです。イタリアに今もなお脈々と受け継がれる原皮の選別や鞣し、加工の多様性、仕立ての技術などを現代の感性と洗練されたスタイルにミックスした「MODERN LEATHER CLOTHING」です。

ワンランク上を求めている方にお勧めしたい“いなせな”レザーブランドです

レザー人気が再燃している昨今、エンメティとチンクワンタ、日本市場で確固たるポジションを築いている両雄の牙城を崩さんとばかりに数多のレザーウェアブランドが日本上陸を果たしています。今回ご紹介するモレックはそれらと同様のファクトリーブランドですが、その他多くのブランドとは毛色が違います。なぜならイタリアの生産背景を知り尽くした中新井淳平氏、そして稀代のヒットメーカー神藤光太郎氏、両名がタッグを組み、“自分たちが本当にカッコイイと思うレザーウェアを作ろう”というコンセプトでスタートしているからです。有名ブランドの生産を手掛けるフィレンツェ郊外の革工房で作られていますが、デザインはもちろんのこと、原皮の選定から縫製仕様、パターン、フィッティングに至るまで両名が監修しているのですから成功が約束されているというもの。

他のブランドよりもちょっとお高いですが、これは価格よりも品質を重視しているからです。モレックの代理店代表である神藤氏いわく、これからの時代はセールで服を消費するのではなく、価値のある服を価値のある価格で提供し続けていく必要があるとのこと。それゆえモレックでは無暗なモデルチェンジがなく、発注も1点から可能。当店でも通年定番として扱っています。言うまでもなく価格と品質が釣り合っており、他のファクトリーブランドを易々と上回るメゾンブランドクラスの高級レザーを採用し、できる限り革の継ぎ目を減らして美しさを追求しています。エンメティやチンクワンタもいいけど、周りの人と被るのは嫌だし、レザーはひと通り持っているから新しいブランドに興味がある、どうせなら品質の高いものがいい、こんな意見の方にぴったりの“いなせな（粋な、格好がいい）”レザーブランドです。

袖を通した瞬間に感動します。神藤氏渾身のレザーテーラードジャケット「MT511」

前述のとおりモレックでは全モデルが定番扱いになっており、神藤氏、中新井氏の両名が納得しないと新モデルが登場しません。そんなわけで展示会に行っても新モデルがないことさえあります。今回ご紹介する「MT511」は、イタリアの重衣料に精通した（おそらく日本一詳しい）神藤氏の肝いりで誕生したテーラードタイプのレザージャケットになります。モレック初となるレザーテーラードジャケットということで期待に胸を膨らませてサンプルに袖を通しましたが、私の期待を遥かに超える出来栄えに圧倒されました。この驚きと感動を多くの方にお伝えしたいと思い、高額なのは承知の上で思い切って2色展開を決めました。

キートン、アットリーニ、サルトリオなど、イタリアを代表する重衣料ブランドのエージェント業務に携わってきた神藤氏曰く、レザーで仕立てたテーラードジャケットは堅すぎるデザインだったり、レザーの特性を活かせず、ただ単に布帛のジャケットをレザーに置き換えただけのものが多く、自分が心底納得できる一着に出会ったことがなかったそうです。それならば作ってしまおう、ということで誕生したのがモレックのMT511になります。

ご覧のとおり、神藤氏の好みが色濃く反映されたナポリスタイルとフィレンツェスタイルを掛け合わせたようなクラシックな外観（スタイル）で、曲面と曲線の連続性を重視することで流れるような美しいフォルムを描き出すことに成功しています。男らしくて力強いセミワイドノッチドラペルと滑らかに絞られたウエストラインの対比が素晴らしく、上品さを損なうことなくラテンの色気が表現されています。この美しいスタイルを完成させるために、ラペルの返りやフロントカットがきれいに開くようにラウンドの微調整を何度も繰り返したそうです。メンズファッション界の御意見番として知られる神藤氏がとことんこだわって作り上げた一着ゆえ、完成度の高さは折り紙つきです。本場イタリアの空気を感じることができるクラシックな外観でありながら古臭さが微塵もなくモダンで若々しく見えるという、この絶妙なバランス感覚はイタリア人でもそうそう真似できないと思います。

シンプルなレザーテーラードジャケットなので着回しやすさが言わずもがな。ドレススタイルに合うのはもちろん、カジュアルにも振れるバツグンの着回し力を誇り、なお且つ流行に左右されず長く愛用して頂けます。シャツを合わせてもいいですし、インにカットソーを差し込んで着崩しても面白いと思います。びっくりするくらい軽くて着心地がいいので、フロント釦を外してカーディガンのように羽織ってもお洒落に決まります。

比類なき美しさです。曲面と曲線の連続性を重視した流麗なシルエット

テーラードタイプのレザージャケットはシルエット（フィッティング）がいまいちなものが多く、いざ袖を通すと、あれ、なんか違う、と感じることが多いですが、神藤氏監修の同ジャケットは日本人の体型に合う型紙（パターン）を起こし、それをイタリアに持ち込んでサンプルを作り、神藤氏自らが着用して何度も修正を重ねているので期待ハズレの心配はありません。布帛（布地）と違ってアイロンワークを用いることができないレザーを使っているにもかかわらず、イタリアの伝統的なテーラリング技術を踏襲し、熟練した職人が手縫いのようにゆっくり縫い上げることで流れるような美しいフォルムを実現しています。たっぷりとイセ込んだ肩まわり、滑らかに絞られたウエストライン、首に吸い付く上衿のノボリ、S字にカーブする背中など360度どこから見ても美しいです。はじめて袖を通した方は、その美しさ、そして着やすさに感動を覚えるはずです。

ビッグメゾン品質を約束します。最新技術を駆使した最高級ソフトラムスエード

使用されている革は、厳選されたラムレザー（生後6ヶ月以内の仔羊革）を丹念になめした後、床面をサンドペーパーで丁寧にバフ掛けし、毛足を短く刈り込んだ“ラムスエード”になります。銀面を削ぐことで薄く仕上げられたラムスエードは、びっくりするくらい軽く、やわらかく、すごく着やすいです。安価なスエードのようにベタッとしておらず、しなやかで復元力に富み、シワになりにくく扱いやすいことも特徴です。もちろんクオリティは最上級です。驚くほどきめが細かく、えも言われぬエレガントな雰囲気が漂います。まるでベロアのような滑らかな手触りは、みなさんの想像の遥か上を行きます。手に吸い付くような感触と言っても決して誇張表現になりません。エンメティやチンクワンタのスエード素材よりもワンランクからツーランク上の品質になるとお考えください。価格が価格なので当たり前と言えばそれまでですが、この品質で満足できない人はいないと思います。

この革の最大の特徴は“軽さ（＝着心地の良さ）”です。レザーは重たくて着づらいイメージがありますが、このジャケットは布帛（布地）のジャケットよりも軽いです。信じられないかもしれませんが、重量はわずか420グラム（サイズ46を計測）です。どれくらい軽いのかと言いますと、例えるならスマートフォン約2台分です。本当に着ていることを忘れてしまうくらい軽くて着心地がいいので、レザーが苦手な方にも気に入って頂けると思います。

軽さの秘密は、最新のレザー加工技術にあります。銀面を薄く削ぎ、胴裏地だけでなく袖裏地までをも省いた完全なるアンライニング仕立てによって驚異的な軽さを実現しているのですが、市場に出回っている普通の革でこれをやってしまうと移染（色落ち）してしまいます。この革の場合、裏面（銀面）に非常に薄いポリウレタンフィルムをボンディングするという最新のレザー加工技術を駆使し、色落ち問題を解決しています。裏面がツルっとした質感になっているので袖を通した際のインナーの滑りがよく、アンライニングとは思えない素晴らしい着用感が得られます。神藤氏もこの点を絶賛していました。